去る4月22日の外来終了後に初めての防災訓練を行いました。皆、初めて聞く火災報知器のベルの音に心臓が飛び出そうになりながらも、それぞれの担当の仕事を手分けして手際良くこなしておりました。想像だけで作成した計画書でしたが想定していた所要時間よりもかなり早く訓練が終わり、皆の身のこなしの素早さに唯々感激しました。

「火事だー！！」や、「火事です！避難してください！！」などの言葉かけも本番さながらの真剣さで、訓練とわかっていてもその場に居て身が引き締まりました。通報訓練も落ち着いてこなしており、消防本部の方へきちんと受け答えができておりました。患者役の職員を簡易担架で救出する訓練も皆で声を掛け合いながら、無事に非常口から外へ救出することができました。その際に担架の大きさの問題点なども発見できて、設置してある医療器具の見直しにも繋がりました。実践の大切さが良くわかりました。

最後に行った駐車場内での消火器の使用訓練も重さに耐えながら、火に見立てたコーンに上手に水を当てておりました。地面をほうきで掃くようにとコツを教えて頂き、初めて消火器に触れる職員も、1…安全ピンを抜く　2…ホースを火元に向ける　3…レバーを強く握るの動作をそつなくこなしていました。

今回は訓練でしたが、実際の火災が起きても…、起きたら困りますので火災を起こさぬよう日頃から気をつけていきたいです。地震などの自然災害の際にも今回の訓練を忘れぬように落ち着いて行動を取るようにしたいと思いました。